最近思う事

 物事を為すためには、「人」「もの」「金」の三つと言われていた時代がありました。今は、そこに「情報」が加わりました。 
 ICTだとかデジタル化だとか言われて久しいのですが、まだまだ、「情報」の要素については、うまく活用できない組織は多いのではないでしょうか?
 若い世代に限らず、最近では「ググって」すぐに正解に辿り付くことが当たり前になっています。その手軽さを嘆く世代もあるようですが、仕事に関しては、充分に価値のある事でしょう。
 必要な情報がすぐに手に入ることで、チャンスを逃さない事、労力を効率よく活用し、大きな成果につなげることができるはずです。
 今、私が働いているところでも、徐々に情報データの集積を紙ではなくPCへ移管してきています。抵抗勢力がないわけはありませんが、だれでも情報を共有し、正確な情報に基づき適切な支援へつなげるという点ではかなり有効です。
 個別のケースに対して、有効なサービスや制度を利用できるよう、手元にすぐに検索できるようなデータベースがあればという思いは、専門職の皆さんも感じておられるようです。特に、経験年数の短い方や若い職員には、経験値では補えないものを、情報データベースで補える事を痛感されているようです。
 ただ、大きな抵抗勢力となるのが、経験の長い専門職層です。
 分厚い解説書やハンドブックを取り出して、調べ、検証し、それを自らの頭の中に叩き込む事(経験値)で、能力と自負しておられるような方には、デジタル化で手軽に情報を入手できる事の価値を理解いただけない様なのです。自分だけが知っているというようなプライドがそうさせるのではないかとも思います。
 いずれにしても、デジタル・データベースで省けた時間を目の前の顧客(今の仕事では当事者と呼びますが)に寄り添う時間が確保でき、より丁寧な対応・支援につながると思うのですが・・・。
 医療の世界では、このコロナ禍で診療体制が思うようにならず、また、不用意な接触による感染拡大を防止するため、リモート診療が認知されてきています。
 従来大事にしてきた「価値」を見直す事で、活路を見出す事に繋がる。
 以前、営業の仕事で研修を行っていた頃、これまで当たり前と思ってやってきた事を逆転させてみる「リフレーミング」の講習をしていました。
 今見えているものが全てではなく、真逆の視点、俯瞰、とにかく一つの見方に囚われない事、これは常に持っていたい思考方法だと思います。

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