印刷に入る前に、幾つか確認しておくことがあります。
1.プリンター設定
*接続されているプリンターが正しいかどうか。on-lineになっているか。家庭での作業ならば問題ないでしょうが、会社などではいくつかのプリンターが接続可能な状態にあるはずなので、自分が出したい印刷機に繋がっているか、注意します。

2.設定
①印刷にはいくつかのスタイルがあります。
*すべてのスライドを印刷・・文字通り、スライド全てを印刷します。
*選択した部分を印刷
*現在のスライドを印刷
*ユーザー設定の範囲(必要なページだけ印刷⇒スライド指定へ)

②印刷レイアウト
*初期画面では「フルページサイズのスライド」になっていますが、▼をクリックすると、ノートやアウトラインなどを選択出来ますし、1枚の紙に複数ページ印刷する事もできます。配布する資料の印刷ならフルページや複数(2ページ程度)等が良いでしょう。スライドの内容やデザインで考えると良いでしょう。

そのほか、片面印刷や両面印刷、部単位やページ単位、カラーやモノクロなどが設定できますので、印刷物の完成形をイメージして一つ一つ設定します。


🔵ここで一つ、工夫のヒント!
印刷画面の下の方に「ヘッダーとフッターの編集」の文字があります。

これをクリックしてみてください。
すると、「ヘッダーとフッター」という画面が開きます。いわゆる、スライドの上部(ヘッダー)と下部(フッター)に追加できる項目が表示されています。
*「日付と時刻」をクリックすると、スライドの下部(左側)に日付と時刻を入れることができます。発表する日を事前に入れておくことも可能です。
*「スライド番号」・・いわゆるページ番号を下部右側に入れることができます。
*「フッター」は、下部中央に、任意の文字を入れることができます。研修会やプレゼン名・会社名などを入れておくと良いでしょう。
*「タイトルスライドには表示しない」というのは、PPの1ページ目(タイトルページ:表紙)には、上記の日付や番号などを表示しないという事です。
設定が終わったら、「適用」を押します。これで完了です。

印刷するだけでもこれだけの作業がありますが、丁寧に作業をするとより良い資料印刷に繋がります。
プリンター・紙の無駄遣いにならないよう、この設定はしっかりやっておきましょう。