パワーポイントの活用③サイズ

初めの「テンプレート選択」に続いて、注意しておきたいことが「サイズ指定」です。(作成中でも設定はできますが、配置が大きく変わってしまうことがあるので初めに設定しておいた方が良いでしょう)

☆「デザインタブ」を選択し、標準なら「右端」にある「ユーザー設定」の「スライドのサイズ」を選択します。すると以下のような画面になります。


以前のPPでは、この細かい設定はありませんでしたが、新しいバージョンでは、様々なサイズが選択できるようになっています。
単に、プロジェクターでスクリーンに映すというプレゼンのスタイルから、PCやタブレット画面を使って商品説明するとか、そのままパンフレットにしてしまうなど、使用用途が広がっているため、使用方法に適したサイズが指定できるようになりました。

選択したテンプレートスタイルによって、「標準(4:3)」「ワイド(16:9)」のいずれかになっていますが、「デザインタブ➡スライドのサイズ ▼」をクリックすると、小さな画面が開いてさらに細かい選択が出てきます。使用する場面を想定して設定を切り替える必要があります。


プレゼンで使用する場合、「ワイド画面」が良いでしょう。
最近のプロジェクターは、PCから出力される映像データに合わせてスクリーンに映し出すことができる機能がついていますので、一般的なプレゼンスタイルであれば、「ワイド画面」を選択して問題はないでしょう。
タブレットの使用であれば、「画面に合わせる」の中から、タブレットに適したサイズを選択しましょう。

ただ、「サイズ設定」は、手元資料にも関係します。
「ワイド画面」で作成したものは、手元資料にすると幅が広く小さく見える印刷結果になってしまいます。
手元資料優先で考えると、「標準(4:3)」の方が良いでしょう。どちらを選ぶかはご自身で判断してください。なお、手元資料の印刷に関しては、後段で「ひと工夫した印刷」でご紹介する予定です。

それ以外の「スライドのサイズ指定」を見ると、レターサイズやA4・はがきといった印刷も想定した設定ができることが判ります。パワーポイントは単にプレゼン用のソフトではなく、用途が広範囲にであることを示しています。アイデア次第で、活用は広がるはずです。以前に「ポスターの作成」について掲載したことがありますが、ワードに比べて画像の配置がしやすい事や、文字サイズの修正や装飾がしやすい事などを考えると、パワーポイントを使う方がやりやすいと思います。

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